世間は官民一体となってDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しようとしています。デジタル技術の恩恵は計り知れなく、無駄を省き、合理的に流通をスムーズに行い経済を発展させ、皆が幸せに暮らせるように変化しようとしています。
この動きは歯科界にも波及し、デジタルデンティストリーというデジタルを得意とするドクターもでてきました。当院も院長もその一人です。
当院ではデジタル技術を駆使し、患者様の痛みや苦痛を極限まで減らすようにしております。進化し続けるデジタル技術を常にアップデートを行いながら、皆様のお役に立てるよう誠心誠意治療させて頂きます。
(1)サージカルガイドを用いた『痛みの少ない』インプラント手術
インプラント治療において、患者様が一番気になることは『痛み』についてですよね。
当院は痛みを減らすことに徹底的にこだわっております。傷口を小さくすることによって痛みは可能なかぎり無くすことができます。サージカルガイドはお口の中の歯や粘膜の情報を口腔内スキャナーで撮影し、それをCT撮影の骨の情報を画面上で重ね合わせて作成します。これによって、歯茎を大きく開かずにインプラントを埋入することができます。傷の治りも早く、出血も少ないことから、痛みを最小限におさえることができます。
(2)治療時間を大幅に短縮
インプラントサージカルガイドシステムがあることによって、インプラント治療は手術の前に9割のことが終わっています。手術の時はインプラントサージカルガイドに従ってドリルを挿入するだけで手術が終わります。従って、手術時間は大幅に短縮され患者様の負担は極限まで緩和されます。
もちろん、それまでに歯科医師や技工士さんとの綿密なミーティングを行い、コンピューターによるシミュレーションを行うから、これが可能となるのです。
普通の歯科医師は歯茎を開けてから、骨の状態を見ながらインプラント手術を行いますが、デジタルデンティストリーは、歯茎を大きく開けることなくインプラント手術をします。縫合の時間もなくなるので手術時間が短縮され患者様もすごく楽になります。
(3)デジタルシミュレーション
術前術後の状態をシミュレーションで確認できます。特に前歯は皆さん気になると思います。数十万円の費用がかかるインプラント治療のできあがりを、前もって確認しておきたいですよね。これはインプラントだけではなく、セラミックなどの前歯の被せ物にも非常に有効です。
(4)インプラント治療と矯正治療の融合
お口の中を全体的に治療する場合、インプラント治療だけでなく、矯正治療も一緒に行わないといけない場合があります。そのときにポイントとなるのが、矯正治療とインプラント治療はゴールを最初に決めておかなければあとでとんでもないことになるということです。それは、自分の歯は矯正治療では動かすことが可能ですが、インプラントは入れたが最後、動かすことができません。それらを考慮した上でトータルで審査診断を行う必要があります。
当院は矯正治療でもデジタル矯正歯科の代表である『インビザラインシステム』を導入しております。インビザラインはマウスピースで矯正治療を行い、透明で気づかれない痛みも比較的少ない矯正治療です。
(5)口腔内スキャナー『トリオス』による型取り
当院では、口腔内スキャナーによってお口の中の型取りを行います。粘土のような型取りではなく、非常にスピーディーに患者様も楽に歯の型取りを行うことができます。インプラント治療において、口腔内スキャナーは非常に相性が良く、インプラントガイドを作製するだけでなく、そのあとの被せ物や矯正にも応用することができます。
これらを使用することによって、患者様の治療時間の短縮や、型取りの苦労が緩和されます。
(6)3Dプリンター『Form3B』によるインプラントガイド作製システム導入
当院では来年度初頭に、医院内で作製できる歯科用3Dプリンターを導入します。これにより、よりスムーズにインプラントガイデットシステムを導入できるようになり、より患者様に、痛みの少ない、手術時間の短いインプラント手術を提供できるようになります。 デジタル歯科治療の恩恵を患者様に最大限に提供できるように当院は最新の技術を導入していきます。
デジタル歯科治療の恩恵を患者様に最大限に提供できますように、
当院は日々精進しております。
『痛みの少ないインプラント治療』を合言葉に
全ては患者様の笑顔のために