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【2022年版】インプラントとは?メリットやデメリット、医院の選び方まで全てを徹底解説!

【2022年版】インプラントとは?メリットやデメリット、医院の選び方まで全てを徹底解説!

「インプラントのことは聞いたことあるけど、どんな治療法か全く分からない」

「インプラントにデメリットはあるの?」

このように、インプラントのことは聞いたことがあるけど詳しい所までは分からないという方が多いのではないでしょうか。インプラント治療を経験した方が周囲にいなければ、インプラントの実態が分からなくて当然です。

そこで当記事では、インプラントに少しでも興味を持ってくださっている方のために、インプラントの基礎知識を網羅します。記事のコンテンツは以下の通りです。

  • インプラントとは一体なに?
  • インプラントの歴史は浅い?
  • インプラントと差し歯・入れ歯・ブリッジの違い
  • インプラントで自然な歯の色は再現できる?
  • インプラント治療のメリットとデメリットについて
  • インプラントに向いている人と向いていない人の特徴
  • インプラントの治療期間はどれくらい?
  • インプラントの治療の流れは?
  • インプラントの寿命はどれくらい?
  • インプラントは保険適用される?
  • インプラントのメーカーは選ぶ必要ある?
  • 「インプラントは絶対だめ」と歯医者が言う理由は?
  • インプラント治療を受ける歯科医院を選ぶ4つのポイント
  • 大学病院でもインプラント治療を受けられる?

当記事を読めば、インプラントの基礎知識を一挙に得られます。また、当記事で詳しく解説しきれなかった部分に関しては、さらに詳しく解説してる記事も併せてご覧いただけるように案内しています。ご自身の興味のある所から自由にお読みくださって大丈夫なので、ぜひインプラントの知識を深める補助にしてくださいね。

当院では、初回カウンセリングを無料で行っています。インプラント治療に対する患者様の不安や疑問を解消致しますので、下記よりお気軽にお問い合わせください。

目次

インプラントとは何?あごの骨と一体になる「第二の歯」

インプラントとは何?あごの骨と一体になる「第二の歯」

インプラントと聞くと何をイメージしますか?このように質問すると、芸能人の歯並びの良い白い歯を思い浮かべる、という方もいらっしゃいます。しかし、実はインプラントとは、歯を欠損した際に歯を補う治療法の1つなのです。なんらかの理由で歯を失ってしまった人が、インプラント治療を行い第二の歯(インプラント)を手にいれます。

インプラントは、あごの骨にインプラント体と呼ばれる土台を埋め込み、その土台に被せ物(人工歯)を取り付けます。あごの骨にしっかりと固定されて安定感を得られるため、第二の歯と呼ばれているのです。まるで天然歯かのような噛み心地も得られるので、今までと変わらずに食事を楽しめます。

歯を欠損したら「もう今まで通りの生活は送れないのかも…」と気持ちまで落ち込んでしまうでしょう。しかし、インプラントを入れれば、歯を失う前と殆ど変わらない生活を送ることができるのです。以下で、さらに詳しくインプラントについて深堀りしていきましょう。

インプラントの歴史は浅い?実は紀元前から原型がある歴史ある歯科治療です

インプラントの歴史は浅い?実は紀元前から原型がある歴史ある歯科治療です

インプラントは最近登場した治療法ではありません。実は非常に歴史の深い治療法なのです。インプラントの歴史の始まりは紀元前です。ミイラからサファイアの歯根が発見されたことも。大昔から人類は噛む機能を求め、さまざまな試行が繰り広げられてきたのですね。このように歴史の深いインプラントが研究を繰り返され、現代の私たちに適用されています。

現代人にインプラントが適用され始めたのは、1970年代以降です。1952年、スウェーデンのルンド大学に在籍していたブローネマルク教授が、金属チタンと骨との結合を発見しました。それが近代インプラントの全ての始まりです。近代インプラントの1番最初の症例は1978年に確認できており、そこから多くの改良が重ねられています。

インプラントと差し歯や入れ歯の違いは?インプラント以外の治療方法と比較

インプラントと差し歯や入れ歯の違いは?インプラント以外の治療方法と比較

歯を失った際の治療法であるインプラント。しかし、歯を欠損した際の治療法はインプラントだけではありません。入れ歯やブリッジなど他の治療法で、失った歯を補う場合もあります。それぞれ失った歯を補う機能があることには変わりはありません。しかし、治療方法やメリット・デメリットが全く異なります。

インプラントの最大の特徴は、あごの骨と一体になっていることです。歯を歯根から完全に失ってしまった場合に、歯根(インプラント体)から復活できる治療法はインプラントしかありません。その他の治療法では、歯根は復活せず、周囲の歯に依存して噛む機能を得られるのです。

もちろん、歯根から復活できるインプラントだけが優れているわけではありません。入れ歯やブリッジにももちろんメリットはあります。そのため、それぞれの治療法を比較し、患者様個人にとっての最適解を見つけましょう。

インプラントと差し歯の違い

差し歯とは、いわゆる被せ物のことを指します。歯を削ったり歯が折れたりした場合に、歯根が残っている場合に差し歯で欠けた部分を補う治療法です。つまり、差し歯はインプラントとは違って「歯根から完全に歯を失っている場合」は採用できません。

あくまでも差し歯は、残っている歯に差したり、被せたりすることで機能する治療法です。そのため、歯を完全に失っている場合は、インプラント・入れ歯・ブリッジで対応します。以下で、インプラントとブリッジや入れ歯の違いも解説しているので、併せてご覧ください。

インプラントとブリッジや入れ歯の違い

インプラントとブリッジや入れ歯の最大の違いは、周囲の歯に依存しているか、独立しているかにあります。入れ歯は周囲の歯にワイヤーを引っかけていますし、ブリッジも両隣の歯を削ったところに橋を架けるように義歯を取り付けています。つまり、周囲の歯に依存しているのです。一方、インプラントはあごの骨にインプラント体(土台)を埋め込むので、完全に独立しています。

周囲の歯に依存せず独立していると、周囲の歯に余計な負担をかける心配がありません。周囲の歯に負担がかかり続けると、健康な歯の強度が下がってしまい、将来的に既存の歯をダメにしてしまう可能性も。しかし、もちろん入れ歯やブリッジにもインプラントにはないメリットがあります。インプラント・入れ歯・ブリッジの比較については、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>【比較】差し歯、入れ歯、ブリッジとの違いは?インプラント以外の治療を解説

自然な歯の色は再現できる?歯科の技術次第では見た目にわからないレベルまで可能

自然な歯の色は再現できる?歯科の技術次第では見た目にわからないレベルまで可能

インプラントで自然な歯の色を再現することは可能です。インプラントを入れると、インプラントを入れた場所だけ白く目立ってしまうのではないかと心配される方がいらっしゃいます。しかし、その心配は不要です。なぜなら、シェードガイドと呼ばれる歯の色の見本(約20種類)を見ながら、患者様の歯の色に近い色を選ぶことができるからです。

シェードガイドで歯の色を選ぶときは、診察室の照明に注意しましょう。診察室の照明が明るすぎたり、暗すぎたりすると最適なインプラントの色を選べないからです。「インプラントの色が気に入らない…」と後悔しないためにも、自然光の下で、さらに色々な角度から色の映り方を確認しましょう。

インプラントの色については、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>インプラントで自然な歯の色は再現できる?インプラントの変色を防ぐ方法も併せて解説

インプラント治療のメリットとデメリット!メリットが多いがデメリットもある

インプラント治療のメリットとデメリット!メリットが多いがデメリットもある

インプラント治療には、多くのメリットがあります。しかし一方で、当然ですがデメリットもあるのです。インプラント治療を検討する際は、メリットだけを見るのではなく、デメリットについても考慮しなければなりません。むしろ、インプラント治療を後悔しないためには、デメリットの方をよく見るべきです。

インプラント治療では歯茎を切開してあごの骨にインプラント体を埋め込みます。インプラントを入れた後に「やっぱりインプラントを取り外したい」となっても、外科手術が再度必要になって非常に大変です。そのため、治療前に「自分にとってインプラントが本当に最適なのか?」をしっかり考えましょう。

以下でインプラントのメリットとデメリットを列挙します。インプラントのメリットとデメリットについてより詳細に知りたい方は、こちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>【決定版】インプラント治療のメリット・デメリットやリスクを徹底解説!

インプラント治療の7つのメリット:インプラントはまるで自分の歯のように使用できる

インプラントの主なメリットは、以下の7点です。

  • 自分の歯のように食事ができる、しっかり噛める
  • セルフケアが簡単で手間がかからない
  • 周囲の健康な歯に負担がかからない
  • 骨が痩せるのを防ぎ健康を維持できる
  • 丈夫で長持ちする
  • 見た目が自然で美しい
  • 滑舌・発音に悪影響が出にくい

インプラントはセルフケアが簡単です。自分の歯と同じように普段通りのオーラルケアを行えば問題ありません。入れ歯のように一回一回取り外して洗浄する必要がないのは、非常に嬉しいポイントの1つですね。

また、インプラントは他の治療法である入れ歯やブリッジと比べて寿命が長い特徴もあります。入れ歯の平均寿命は約5年、ブリッジの平均寿命は約7~8年に対し、インプラントの平均寿命は約10年と1番長いです。適切なメンテナンスさえ行えば長持ちしてくれます。インプラントの寿命については、さらに詳しく後述するのでそちらも併せてご覧ください。

インプラント治療の4つのデメリット:他の治療よりも大掛かりになってしまう

インプラントの主なデメリットは以下の4点です。

  • 治療期間が長くなる
  • 手術が必要になる
  • 保険診療ではないため費用が高額
  • 手術後も定期的にメンテナンスが必要

インプラントは治療期間が長いです。患者様の症例にもよりますが、最低でも3ヶ月、長ければ1年以上かかることもあります。そのため、すぐにでも治療を終わらせたいという方にとってはデメリットだと感じられるかもしれません。

しかし最近は、抜歯と同時にインプラントを埋入できる抜歯即時インプラントが登場し、治療期間を短くすることも可能になりました。治療期間が長いためにインプラントをやめようとしている方は、ぜひ抜歯即時インプラントを検討してみてください。

抜歯即時インプラントについては、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>【メリット大】抜歯即時インプラントとは?治療スケジュールやメリットを徹底解説

当院は、治療前のカウンセリングで必ずメリットとデメリットの両方をお伝えしています。「まずは話だけでも聞きたい」という方は、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

インプラントはどんな人におすすめ?インプラントが向いている人向いていない人

インプラントはどんな人におすすめ?インプラントが向いている人向いていない人

インプラント治療には、向き・不向きがあります。インプラント治療に不向きであるにも関わらず治療を開始してしまうと、「やらなければよかった」と後悔したり、思わぬトラブルが起きたりしてしまうかもしれません。

後悔やトラブルを防ぐためには、自分がインプラント治療に向いているのかどうかを、さまざまな角度から検討する必要があります。インプラント治療に向いている人は、基本的にインプラント治療のデメリットを解消できる方や、インプラント治療のメリットが必要な方です。

以下で、インプラント治療に向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ5つずつ紹介します。ぜひインプラント治療を検討する際の参考にしてくださいね。インプラントをやめた方がいい人の特徴については、より詳しくこちらの記事でも解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。>>インプラントをやめたほうがいい場合も?インプラント治療が合わない人の特徴

インプラントが向いている・おすすめしたい人の5つの特徴

インプラント治療が向いている・おすすめしたい人の特徴は、以下の5点です。

  • 継続的に歯科へ通院できる人
  • 健康な歯を削りたくない人
  • 接客業など人前に立つ仕事をする人
  • あごの骨が十分にある人
  • 入れ歯が合わない人

接客業の方など人前に立つ機会が多い方はインプラントが向いているといえます。口元はお顔の印象を決定づける重要なパーツです。入れ歯であれば、口を開いたときにワイヤーが見えてしまい美しさに劣ります。一方、インプラントであれば天然歯と見分けがつかないほど馴染むので、安心して笑顔を作れるでしょう。

また、健康的な歯を残したいと考える方にも、インプラントは向いています。他の治療法であるブリッジは、土台を作るために健康な歯を削らなければなりません。その一方でインプラントは、完全に自立しているので周囲の歯を犠牲にする恐れがないです。このように、上記の5つの特徴に当てはまる方は、インプラントを前向きに検討することをオススメします。

インプラントが向いていない・おすすめできない人の5つの特徴

インプラント治療が向いていない・おすすめできない人の特徴は、以下の5点です。

  • あごの骨や歯茎が薄い人
  • 全身疾患や持病がある人
  • 定期的なメンテナンスに通う自信がない人
  • 歯磨きをする習慣がない人
  • 費用の捻出が難しい人

全身疾患や持病がある人には、基本的にインプラント治療はおすすめできません。全身疾患とは、糖尿病や高血圧、骨粗しょう症などを指します。重度の全身疾患を患っていると、インプラントの手術中に血圧が急激に上がるなど容態が急変してしまう可能性があるのです。

ただし、全身疾患を抱えている方でもかかりつけ医と連携し、薬で症状をコントロールすれば治療を受けられることも。そのため、まずは歯科医院のカウンセリングを受けてみましょう。

あごの骨や歯茎が薄い方にも、そのままの状態ではインプラント治療を勧めることはできません。あごの骨が薄い状態でインプラントを入れてしまうと、インプラントがしっかりと骨に固定されず自立しません。

ただし、人工骨を足す骨造成手術や歯茎の移植手術を行えばインプラント治療を受けられます。そのため、あごの骨や歯茎が薄い人は、骨造成や歯茎の移植にも対応できる歯科医院探しから始めましょう。骨造成や歯茎の移植については、より詳しく以下の記事で解説しているので、併せてご覧ください。

骨造成>>骨が足りなくてもインプラントができる?骨造成・骨移植について解説

歯茎の移植>>インプラント手術の際の歯肉の移植って?歯茎が柔らかい、薄い方は必見

金属アレルギーの場合もインプラントはできる!より安心なジルコニア製のインプラントも

「金属アレルギーだからインプラントはできない…」と諦めていませんか?実は、金属アレルギーの方でもインプラント治療を受けることは可能です。なぜなら、インプラントは人体に非常に馴染みやすい金属チタンで作られているからです。その馴染みの良さは、口内のインプラントだけではなくペースメーカーや人工関節にも使われるほど。

また、チタンは酸素と結合すると強力な酸化被膜に覆われ、唾液に触れても溶け出しにくいという性質も持ちます。そのため、金属アレルギーの反応が出る恐れは殆どありません。

しかし、稀に金属アレルギーの反応が出る場合もあるので、注意するに越したことはありません。100%非金属であるジルコニアインプラントを使用すれば、金属アレルギーを心配する必要がないです。

また、ジルコニアインプラントはインプラント体(土台)やアバットメント(器具)もすべて白色で審美性に優れます。そのため、最近は金属アレルギー以外の方の間でも人気なインプラントです。ジルコニアインプラントについては、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>【金属フリー】ジルコニアインプラントとは?使うメリットや費用感を徹底解説

インプラントの治療期間は?治療内容によって大幅に変わる

インプラントの治療期間は?治療内容によって大幅に変わる

インプラントの治療期間は、他の治療法と比べて長いです。最低でも3ヶ月、長い人であれば1年以上かけて治療を完了することも。なぜなら、インプラント体(土台)を埋入した後、インプラント体とあごの骨が結合するのを待機する期間が必要だからです。

そのほか、治療内容によっても治療期間は大幅に変わります。例えば、あごの骨が薄く人工の骨を足す骨造成を行う場合は、通常のインプラント治療よりも長引きます。

また、歯周病がある場合も同様です。歯周病のままインプラント治療を行うことはできないので、歯周病の治療を先に行います。このように「インプラント治療を行うための治療」が必要な場合は、治療が長引くので注意が必要です。

当記事を読むだけでは、自分の場合にどれだけの治療期間がかかるか判断することは難しいです。カウンセリングは初回無料の歯科医院が多いので、まずはカウンセリングを受けて治療期間の大方の目途を立てると良いでしょう。

インプラントの治療期間については、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>インプラント治療にかかる期間や必要な通院回数は?目安となる期間や回数を解説

当院でも初回カウンセリングを無料で行っています。個別に治療期間の目途を立てたい方は、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

インプラント治療の流れは?基本的な流れを3STEPで紹介

インプラント治療の流れは?基本的な流れを3STEPで紹介

ここでは、インプラント治療の大まかな流れを掴みましょう。ただし、インプラント治療の流れは、患者様個人の症例や医院の方針によっても変わります。最も一般的とされるインプラント治療の流れは、以下の3ステップがあります。

  • インプラント治療前(カウンセリングや検査、治療計画)
  • インプラント治療(インプラント手術)
  • インプラント治療後(メンテナンスのために定期的に通院する)

当院もこれら3つのステップに従ってインプラント治療を進めています。以下では、これらの3つのステップについてそれぞれ解説します。インプラント治療の大まかな流れを把握する参考にしてくださいね。

インプラント治療の流れについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しているので併せてご覧ください。>>【簡単解説】インプラント治療の流れを段階ごとに7ステップで紹介!

インプラント治療前:カウンセリングや検査、治療計画

インプラント治療前には、カウンセリングや検査を行います。カウンセリングでは、患者様の悩みをお聞きし、その悩みを解消するにはどのような手段や方法があるのか提案します。カウンセリングでは患者様の希望を聞くだけではないので、「インプラントではない方が良さそう」などの結果が出ることも。しかし、そのような場合も代替案を提案するので安心してくださいね。

カウンセリングが終わり次第、治療前検査(CTデータ、歯周病検査、口腔内スキャンなど)に移ります。CTデータではあごの骨が十分あるのかどうかを検査し、歯周病検査では口内に歯周病があるか検査します。それらの検査結果を元に緻密な治療計画を立てるのです。

インプラント治療:一回法と二回法で期間や通院回数が異なる

治療計画を立てたら、いよいよインプラント治療を開始します。インプラント治療では、まず歯茎を切開してあごの骨にインプラント体(土台)を埋め込み、骨との結合を待ちます。そして、骨とインプラント体が結合でき次第、被せ物(人工歯)を取り付け治療完了です。

上記の工程を行うことに変わりはありませんが、実はインプラント治療は、一回法と二回法の2種類の方法があります。一回法はその名の通り、外科手術が1度で済むインプラントの手術法です。二回法は、外科手術を2度行うインプラントの手術法で、より一般的な方法でもあります。以下で、一回法と二回法の違いについて解説するので、併せてご覧ください。

インプラント一回法とは:短期間で治療できるが全症例に適用できる訳ではない

一回法とはその名の通り、外科手術が1度で済む治療法です。一回法は、インプラント体(土台)とアバットメント(器具)が一体化したワンピースタイプのインプラントを使用する場合に適用できます。インプラントの埋入時、アバットメントを歯肉の上に露出させておき、インプラントと骨が結合したタイミングで被せ物(人工歯)を取り付けるのです。

一回法は、外科手術が1度で済むため患者様の身体的・精神的負担を軽減することができます。しかし、通常2回に分ける工程を1度で完了させる分だけ難易度が高く、一回法に対応していない歯科医院も多いです。また、患者様の症例によっては一回法が適用できないケースもあります。

インプラント二回法とは:治療期間は長くなるが多くの症例に適用可能

二回法とは、インプラント治療における一般的な術式で、外科手術を2回行います。一回法では、1度にインプラント体もアバットメントも埋入していました。しかし、二回法では1回目の手術(一次手術)でインプラント体のみを埋入します。そして、インプラント体と骨が結合するまで歯茎を閉じておくのです。

完全にインプラント体と骨が結合したら、再度歯茎を開き、アバットメントの装着をします。これが二次手術ですね。一次手術と二次手術の間は約3ヶ月~6ヶ月の待機期間があります。治療期間は長くなりますが、このように時間をかけることで、殆どの症例に対応できるのです。インプラント治療の一次手術と二次手術については、以下の記事でより詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

一次手術について>>インプラント一次手術とは

二次手術について>>インプラント二次手術とは

インプラント治療後:メンテナンスのために定期的に通院する

インプラントは入れて終わりではありません。インプラントの治療後も、メンテナンスを行うため定期的に歯科医院へ通院する必要があります。歯科医院でのメンテナンスでは、ご自宅でのケアで取り切れなかった汚れを専用薬剤や器具を使ってクリーニングします。

そのほか、レントゲン検査を行ってインプラント体(土台)やあごの骨に異常がないかどうかも検査します。外側からは見えない内側の状態を定期的に検査できるので、些細な問題も見逃しません。歯科医院での定期メンテナンスを怠ってしまうと、インプラントの寿命を縮めることに直結します。そのため、3ヶ月~4ヶ月に1回は必ず定期メンテナンスに通うようにしましょう。

インプラントの寿命はどれくらい?メンテナンスを欠かさなければ15年以上使える場合も

インプラントの寿命はどれくらい?メンテナンスを欠かさなければ15年以上使える場合も

インプラントの平均寿命は約10年~15年です。それでは、15年経ったらインプラントはダメになってしまうのか?というと、そうではありません。実は平均寿命以上にインプラントを使用し続けている人が大半なのです。実際に、約70%のインプラントが20年以上にわたり生存しているとの報告が上がっています。

インプラントの寿命を延ばすカギは、メンテナンス。正しいメンテナンスを行い続ければ20年、30年と半永久的に使用し続けられるのです。反対にメンテナンスを怠ってしまえば、平均寿命の10年にも届かずインプラントがダメになってしまうでしょう。

インプラントの寿命がくると、インプラントが抜け落ちてしまったり、インプラントを撤去しなければならなくなったりします。その場合は、再手術が必要です。インプラントが急に抜け落ちてしまうとパニックに陥ってしまうかもしれませんが、落ち着いて歯科医院を受診してくださいね。

インプラントの寿命については、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>【長持ちの秘訣】インプラントの寿命は?平均寿命や長持ちさせる方法を解説

インプラント周囲炎に注意!インプラントの寿命を減らしてしまう原因に

インプラント周囲炎をご存じですか?インプラント周囲炎とは、歯周病によく似たインプラント特有の疾患です。インプラント周囲炎は、実はインプラントの寿命を縮めてしまう大きな要因の1つになります。

インプラント周囲炎は、インプラント周囲に蓄積した歯垢に細菌が感染することで発症します。インプラント周囲炎になると、あごの骨が溶かされてしまったり、次第に歯肉が退縮したりするのです。また、インプラント周囲炎が悪化してしまうと、最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまう可能性も。

インプラント周囲炎の初期症状は、痛みを伴わない場合が殆どです。そのため、インプラント周囲炎の進行に気づかず、あっという間に悪化してしまうケースが多いので注意しましょう。

インプラント周囲炎については、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>インプラントは歯周病になる?インプラント歯周炎や歯周病について徹底解説

当院では、患者様に長くインプラントを使用して頂くために、正しいブラッシング法などを指導しています。インプラントを10年、15年と長く使用したい方は、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

インプラントは保険適用される?ほとんどの場合保険適用外のため高額になる

インプラントは保険適用される?ほとんどの場合保険適用外のため高額になる

インプラント治療は高額なので、可能であれば保険を適用して費用を抑えたいですよね。しかし、残念ながらインプラント治療は殆どのケースにおいて自由診療で、保険は適用されません。殆どのケースとは、虫歯や歯周病で歯を失ってしまった場合や、審美的目的でインプラントを入れる場合などです。

インプラントを検討している方の殆どが、上記のようなケースに当てはまると思います。しかし、例外として、腫瘍や交通事故などが原因であごの骨を連続して1/3以上失っている場合などは保険が適用されることも。

インプラントで保険が適用されるケースについては、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>【3分で分かる】インプラント治療は保険診療や医療費控除の対象になる?

医療費控除の対象になることは多い

インプラントは保険適用になることは少ないですが、医療費控除の対象になることは多いです。ただし、以下のような場合では医療費控除の対象にならないので注意しましょう。

  • 一般的に支出される水準を著しく超えると認められる特殊なケース
  • 容ぼうを美化するためにインプラントを入れるケース

インプラントの目的は「失った歯の機能を回復させること」です。つまり、上記のようなインプラントの本来の目的を逸脱するケースは、医療費控除の対象にならないということですね。

そのほか、医療費控除は医療費が全額戻ってくるわけではないので注意しましょう。医療費控除に対する正しい認識は以下の通りです。

  • 会社員の場合:医療費控除によって給与から天引きされた所得税が還付される
  • 個人事業主の場合:医療費控除を確定申告に反映させることによって節税効果がある

医療費控除については、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>【3分で分かる】インプラント治療は保険診療や医療費控除の対象になる?

インプラントのメーカー選びは重要?実は国産よりも海外製が主流

インプラントのメーカー選びは重要?国産よりも海外製をお勧めする理由

インプラントメーカーは、実は日本国内に流通しているだけで30種類以上存在しているのです。「どのインプラントも似たり寄ったりでしょ」と思っていませんか?実は、メーカーによって品質に差があります。そのため、メーカーの知識をある程度備えておくと、能動的にインプラントメーカーを選ぶことができ、後悔することが少ないでしょう。

実はインプラントメーカーは、日本製より海外製が主流です。特にスイスのストローマン社のインプラントは世界で高いシェア率を誇っています。また、スイスのストローマン社のITIというインプラントは、長期的な安定を得られることで有名です。

インプラントメーカーの中には、安い材質を使用しているメーカーもあるので注意しましょう。安い材質で作られたインプラントは粗悪なことが多く、インプラントが長持ちしないことも。インプラントメーカーの予備知識をつけて、後悔しないようにしてくださいね。

インプラントメーカーについては、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>インプラントのメーカー選びは重要?日本製や海外製の違いや選び方を解説

「インプラントは絶対ダメ」と歯科医が言う理由は?

「インプラントは絶対ダメ」と歯科医が言う理由は?

「インプラントは絶対ダメ」と言われ、歯科医からインプラントを断られた人もいるのではないでしょうか。「インプラントは絶対ダメ」だと判断されやすい主な9つの理由は以下の通りです。

  • あごの骨が少ない・弱いと手術がうまくいかない
  • 全身疾患や持病があるとインプラントが出来ない場合も
  • 外科手術をするためリスクがある
  • 金属アレルギーの場合
  • 医院ごとの技術力・設備の差が激しい
  • 費用が高額になる
  • 治療が長期化しやすい
  • 治療後もメンテナンスが必要
  • インプラントが原因で口臭がひどくなる場合も

しかし、これらの理由に当てはまった方でもインプラント治療を受けられる可能性があります。例えば、あごの骨が少ない場合では、人工の骨を足す骨造成を行うことでインプラント治療を受けられるようになることも。

このように「インプラントが絶対ダメ」と判断された場合でも、何らかの対策を講じればインプラント治療ができる場合があります。そのため、まずは歯科医院でカウンセリングを受けてみましょう。

インプラントが絶対ダメと判断される主な9つの理由について、より詳しくこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。>>インプラントは絶対だめ?歯医者がインプラントはダメだと言う9つの理由

また、当院では初回のカウンセリングを無料で行っているので、他院でインプラントを断られた方も一度お気軽にお問い合わせください。

インプラント治療を受ける歯科医院の選び方は?3つのポイントを紹介

インプラント治療を受ける歯科医院の選び方は?3つのポイントを紹介

インプラント治療で失敗しないためには、何よりも歯科医院選びが重要です。歯科医院選びを間違えた時点で、あなたのインプラント治療は失敗したと言っても過言ではありません。そのため、歯科医院選びには慎重になってくださいね。

インプラント治療を受ける歯科医院を選ぶポイントは、以下の3点です。

  • 歯科医師がしっかりとコミュニケーションを取ってくれる
  • 医院に検査や治療のための設備が充実している
  • インプラントの知識・経験に富んだドクターが在籍している

これら3つのポイントについて、以下でそれぞれ詳しく解説します。歯科医院選びで後悔しないためにも、ぜひご一読いただき参考にしてくださいね。

ポイント①:歯科医師がしっかりとコミュニケーションをとってくれる

インプラント治療は長期にわたります。そのため、しっかりとコミュニケーションが取れる歯科医師が在籍している歯科医院を選びましょう。歯科医院を選ぶ際に、医師との相性は軽視されがちですが、実は非常に重要です。

初回のカウンセリング時に悩みを伝えた時に親身になってくれるかどうかや、些細な質問であっても丁寧に答えてくれるかどうかを確認しましょう。少しでも違和感を抱いたり、不信感をもったりする場合は、別の歯科医院も検討するなど慎重になってくださいね。

ポイント②:医院に検査や治療のための設備が充実している

歯科医院に検査や治療を行うための設備が充実しているかどうかも確認しましょう。例えば、あごの骨の状態や神経の通り道を確認するための歯科用CTは、すべての歯科医院に備わっているわけではありません。しかし、インプラント治療には歯科用CTは必須です。歯科用CTがなければ、インプラントの埋入位置などを緻密に計算することができないからです。

また、インプラント手術を行う際は、細菌感染が起こらないように細心の注意を払わなければなりません。設備が充実している医院では、インプラント手術用の個室オペ室を用意して、細菌感染のリスクを最小限に抑えています。医院の設備の豊富さは、インプラント手術の成功に直結するので、慎重に選んでくださいね。

当院の設備については、こちらよりご確認いただけます。>>インプラント大阪の設備

患者様に安心して治療を受けていただける環境を整えていますので、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

ポイント③:インプラントの知識・経験に富んだドクターを選ぶ

当然ですが、インプラントの知識・経験に富んだドクターを選びましょう。インプラントでは、歯科医の高い技術が要求されます。特に、インプラントは歯茎をするなどの外科手術を伴いますが、外科手術を得意とする歯科医は実は多くありません。そのため、インプラントの知識や経験が豊富なドクターを見極める必要があります。

具体的には、歯科医院のWebサイトで歯科医のインプラント埋入実績を確認しましょう。Webサイトに記載されていない場合は、電話などで歯科医院に直接問い合わせることをオススメします。特に、前歯のインプラントなど限定された症例実績を確認したい場合に、電話での問い合わせは有効です。歯科医院・ドクター選びには、慎重になり過ぎるくらいがちょうど良いと思って、情報収集をしっかり行いましょう。

信頼できる歯科医の見分け方については、より詳しくこちらの記事で解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。>>【現役歯科医が解説】インプラントを勧めない歯医者の方が信頼できる?歯医者選びのポイントとは!

大学病院でもインプラント治療を受けられる?受けられるがお勧めはしにくい

大学病院でもインプラント治療を受けられる?受けられるがお勧めはしにくい

結論からお伝えすると、大学病院でインプラント治療を受けることは可能です。しかし、以下4点の理由から、大学病院でのインプラント治療はお勧めしにくいです。

  • そもそも治療を受けられない可能性がある
  • 治療に直接関係のないサービスは期待できない
  • 通院できる日や時間が限られている
  • 毎回同じ医師が担当するわけではない
  • 学生の研修などに協力を求められる場合もある

大学病院でのインプラント治療は、歯科医院からの紹介状が必要なケースが多いです。そのため、紹介状がない場合は、治療を受けられない可能性があるので注意しましょう。

また、大学病院は、最新医療の研究を主な目的とする機関です。そのため、治療に関係ない夜間診療や土日診療などのサービスは期待できません。インプラント治療は長期に渡ります。上記4点がご自身の負担やストレスになると感じた方は、歯科医院でのインプラント治療をおすすめします。

もちろん大学病院ならではのメリットもある

ただし、大学病院でインプラント治療を受けるメリットもございます。大学病院でインプラント治療を受ける主なメリットは、以下4点です。

  • 設備が充実している
  • 保険適用の治療基準を満たしている場合が多い
  • 他の科と連携した治療が期待できる
  • 一部の歯科医院よりも安い場合がある

大学病院は、最新医療の研究を行っているだけあって設備が充実しています。歯科用CTや個室オペ室といった安心安全なインプラント治療を行うために必要な設備が完備されていることが多いです。

また、大学病院には多くの科が入っています。そのため、他の科と連携した治療が期待できます。通常インプラント治療が難しいとされる全身疾患をお持ちの患者様でも、大学病院であれば安心して治療を受けられる可能性が高いです。

大学病院でのインプラント治療については、より詳しくこちらの記事で解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。>>【比較】インプラントは大学病院でするべき?歯科医院と大学病院の違いを解説

インプラントをやらなければよかったと後悔しないために!歯科選びにはこだわろう

インプラントをやらなければよかったと後悔しないために!歯科選びにはこだわろう

せっかく高額な治療費や長い治療期間を投資するのですから、インプラントを入れてから後悔することは避けたいですよね。インプラントは、入れて終わりではありません。入れたら10年、15年と長く付き合っていく「第二の歯」です。

自分の歯のように噛める喜びや、自信を持って笑える幸せに包まれる生活を送って欲しいので、歯科選びには是非こだわって欲しいと切に思います。特に、安すぎる治療費には気を付けましょう。インプラントの相場は、1本あたり約30万~50万円です。相場より安い歯科医院を選んで治療後のトラブルが絶えないケースと、適正な価格の歯科医院を選んで1年に数回のメンテナンスで済むケース、どちらが幸せでしょうか?

インプラントの治療費は安すぎても高すぎても良くありません。良心的な歯科医院であれば、お見積りを出す際に「なぜこの価格になるのか」という理由をきちんと説明してくれます。治療後に後悔しないためにも、適正な価格の歯科医院を選びましょう。

まとめ:インプラントは長年付き合う「第二の歯」です。

まとめ:インプラントは長年付き合う「第二の歯」です。

当記事では、インプラント治療にまつわる基礎知識を網羅的に解説いたしました。インプラントは治療費が高額なだけでなく、治療期間も長いです。治療中、治療後に「やらなければよかった…!」と後悔すると、患者様の大切なお金や時間を無駄にしてしまいます。そのため、治療を始める前に、複合的なインプラントの知識・情報を集めることが大切です。

インプラントは1度入れたら10年、15年とあなたの人生を支えてくれます。言い換えると、消耗品のように簡単に入れ替えたりすることが出来ないということです。長持ちさせるためにも、治療後のメンテナンスを怠らないようにしましょう。

また、歯科医院選びも非常に重要です。歯科医院選びは、慎重になり過ぎるくらいで良いので、設備面・ドクターの経験面の両方が優れている歯科医院を選びましょう。特に、治療費が安すぎる歯科医院を過信せず、適正価格の歯科医院を選んでくださいね。

当院で行っている初回カウンセリングは無料です。インプラント治療のメリット・デメリットの両方をしっかりご説明させて頂いた上で、患者様の意思決定をサポート致しますので、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

大阪インプラント

大阪市阿倍野区帝塚山
1丁目2-4 2F
[診療時間] 完全予約制
診療時間:10:00 ~ 18:00
休診:木曜日、日曜日
(学会等で変更する場合がございます。)
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